公開が待ち遠しい映画「OVERDRIVE」のラリーへのこだわりがすごい
こんばんは、ひじかゆうにです。
ついに6月1日に公開となった映画「OVERDRIVE」の情報も続々メディアに披露され、知れば知るほど車好きやモータースポーツ(特にラリー)ファンも期待が膨らむ映画だと思います。
公開前の情報で、監督のこの映画でのラリーへのこだわりを感じられた部分を少し紹介していきます。
(画像は東宝シネマより引用)
OVERDRIVEとはどんな映画なのか?
最初にこの映画について簡単に説明します。
世界最高峰のラリーであるWRCへの登竜門という日本国内でのラリーのトップカテゴリーであるセイコーカップラリーシリーズ(架空)に参戦する主人公の所属するレーシングファクトリーとライバルチームの熾烈な争いを人間ドラマを交えて描いているいうものです。詳しくはホームページを見てもらえると幸いです。
映画『OVER DRIVE』【羽住英一郎監督監修スペシャルロングトレーラー】6月1日(金)公開
このトレーラーにもあるようにレインボーブリッジのループが映っていたり首都高速と思われる場所でもラリーカーをぶっ飛ばしそうですね。グラベルもターマックも両方で迫力の走行シーンが観れそうで期待が高まります。
登場するラリーカー
基本的にラリーを主題とした映画なので登場する車種も現実にWRカーとして採用されている車種が多いです。主人公の所属するレーシングチームではトヨタのヤリスが使われていますね。これも現実にTOYOTA GAZOO RacingがWRC参戦車両として使用しているものですが、映画では劇中のシリーズに沿ったラリー仕様になっています。外見だけではなくトレーラーではメカニックがエンジンなどに手を入れているシーンもあり足回りから内部まで本格的なラリーカーとして作られているのがわかります。
今月のRALLY PLUS(ラリープラス) 特別編集 WRC入門講座 号では映画の特集としてこの劇中ヤリスの細かいスペックが記載されているので購入して読んでみてください。
さらに登場する車種はライバルチームとしてシトロエンDS3やmini crossoverなどがトレーラーなどでも確認できます。
(画像はシトロエン・DS3 WRC - Wikipediaより引用)
(画像はauto gomme blogより引用)
その他のこだわり
登場する車種以外にもこだわりがあり、主人公の所属するレーシングファクトリーにも歴史がちゃんと設定されていたり、劇中のラリーシリーズ(SCRS)にも開催地や開催カレンダーがあり参戦するチームもクラス分けも細かく決められているので、まるで現実に存在するラリーシリーズのドキュメンタリー番組を観ているような感覚で映画を楽しめるのではないでしょうか。
走行シーンの映像もタイヤハウス内のアングルから火花が散るカメラワークだったりWRCの中継を観ているような空撮のシーンもありラリー好きならさらにテンションが上がりそうですね笑
最後に
簡単でしたが公開前に紹介の記事を書いていて、早く映画館に足を運びたい気持ちが高まりました。自動車が好きでなくてもベテランの俳優陣による人間ドラマも面白そうな要素であるので、この映画をきっかけにWRCや日本で行われている全日本ラリー選手権などを知ってもらいたいと思います。
映画「OVERDRIVE」は6月1日金曜日からスタートするので観に行かれる方は事前に上映する映画館を調べておくと良いでしょう!